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膵臓がんについて書きました。

今日は、すい臓がんの話が院内でありましたので、
学生時代のノートを久しぶりに見てみました。
今日の話だと心窩部痛から発見にいたったようです。教科書通りだったようです。
虫垂炎も心窩部痛から始まりまるので、見極めが大事だと思います。
ロブジング徴候、ブルンベルグ徴候、ローゼンスタイン徴候で虫垂炎とは鑑別診断が可能かと思います。
また、虫垂炎も特に町のお医者さんでわからないことが多々あるようです。(総合病院でもわからないケースがあるようです。)
以前、町医者いってみてもらった方がいて、胃薬を処方され、痛みが強くなり他のお医者さんで診てもらったら、虫垂炎とわかり緊急オペになったという体験談も伺っています。
また、総合病院でも長期入院していてわからず別の総合病院へ転医ごわかったというケースも来ております。
※1当院では、そのような症状の方がいたら、専門医に行くよう指導します。
※2腹診、聴診器を使うお医者さんがやっぱり良いお医者なのかなと思います。
主訴の部位を触って、患者さんの話をしっかり聞いて、表情など総合的に診ないとわからないですよね!
接骨院の仕事も、視診、触診、問診は、大事にしています。徒手検査さらに触診とエコーを組み合わせるとさらに触診の精度が上がります。
接骨院や鍼灸マッサージ師の国家資格保持者の先生は、皆さん知らないかもしれませんが、内科や外科などの医療知識を持っていますから、相談は、可能ですよ!(ブログなので独り言ですが…)
※3膵臓がんについてノート
膵の外分泌組織に由来するものとランゲルハンス島に由来するものがあり、外分泌組織に由来するものが多い。
膵頭部、体部、尾部(ランゲルハンス島) 頭部癌が一番多い。
症候:
心窩部痛が一番多く次に右季肋部、左季肋部痛   持続的に体を丸めた姿勢をとる。
体重は減り、食欲不振になり、黄疸(頭部癌)で出現し皮膚掻痒感を訴える。
吐気、嘔吐が見られる。
検査:
閉塞性黄疸のため、高ビリルビン血症を生ずる。
アルカリフォスファターゼ、γーGTPの上昇、血液、尿中アミラーゼの上昇
胃、十二指腸透視:胃十二指腸が膵臓がんにより圧迫され変形する所見あり。
CTスキャン:すい臓がんの存在を診断しうる
エコー検査:総胆管拡張、胆嚢腫大の所見
クルボアジエ徴候(無痛性の胆嚢腫大)
治療:
薬物療法
放射線療法
外科療法
黄疸の軽減に経皮経肝胆道ドレナージ
根治または、姑息的手術

※5参考にしてください。

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