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手首の痛み ドケルバン病

先日、同僚から電話があり、手首の長母指外転筋の当たり、第一区画にエコー上に腫瘤状の物が確認できるから、どうしたら良いかと言う相談がありました。
経験上…おそらく、その腫瘤状に見えるところには、血液がたまった状態にある可能性があることを伝えました。
実際、炎症がつよくなったり、状態が悪化すると、組織が変性すると考えられます。
組織も腫脹を起こし、腱の滑走ができなくなりまた、癒着する可能性があるのだと思います。
早期に炎症を除去し、その疼痛部位の安静を確保することが第一です。
慢性期に至らせない事が重要です。
慢性化すると難治性になるので、ひょっとしたら、オペになるかもしれません。
オペになると皮膚や組織を切る事になりますので、合併症も考えなければならないかもしれません。
今井絹子先生の鍼の書には、腱に鍼を打つ方法が書かれています。
今井先生は、まだ生きているかわかりませんが、西日暮里で治療院をやっていました。
学生の時、特別講義があり、この先生の信念に対し尊敬しました。
今井先生は、日本人ですが中国の上海市第一人民医院の名誉顧問になっておられます。
日本には、鍼などの名人…スーパードクターがネットの世界では増えました。
今井先生は、中国に渡り、また、脳梗塞に自身がかかり自分の針治療で回復された方です。
ネットやメディアの世界ではなく、本当のスーパードクターだと思います。



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