これは、何でしょう？

これは、なんでしょうね？

当院では、筋膜の治療を行っています。
筋軟部組織、皮膚などが損傷すると出血が起こり固まります。
そして、元の状態に近づき治癒に至ります。
しかし、まったく元の組織に戻ることは、ありませんし毛細血管も乏しく脆弱性を残した組織となります。
また、癒着も起きます。
癒着は、ケガをしていなくても起きます。
一日、ギプスで固定しただけで癒着が起こります。
これは、コラーゲン線維がスパイラル状にくっついて起こる事がわかっています。
この強固に癒着した組織を剥がすリリースをするには、凄いエネルギーが必要です。
この癒着をとるためにいろんな器具が商品化されてますが、すべて結局は古典的なものです。
現代医学もかなり進歩してきたみたいですが…筋肉の事は、まだ完璧に解明されていません。
一ついえる事は、解剖学的、生理学的に処理することが一番正しいということです。